【靱トレ こころ編】トラウマ退治 21回

トラウマは自分で作った傷です

花粉症のように自分を
攻撃してしまうのですが、
自分で作った傷ということを
認識できていないので
厄介なものです

確かにきっかけとなる出来事が
あったでしょう
その出来事をそうなんだと
現象としてとらえるなら
大丈夫ですが
脳は大騒ぎをして
その出来事を大きな事件に
してしまいます

トラウマはひとつの出来事を
脳が大事件に仕立てて
体に傷を作る仕組みと言えます

私は20代のころ
仲の良かった同僚が自殺をして
前日まで家に遊びに来ていたので
私があのとき優しくしていれば
自殺はなかったのではないかと
ずっと悩み、
心の奥がくすぶっていました

この時毎日遊びに来て
遅くまでいた同僚に
心のなかでちょっと面倒だなと
思ったのです

面倒だなと思わなければ
自殺はなかったのではないか
私はひどい人間だと悩みました

そして自分のなかに
面倒だなとか
いやだなとか思う気持ちを
見つけると
ひどい人間だと
自分で自分を傷つけるのです

思い返すと
同僚は悩んでいたことなど
全く話さずニコニコしていましたが
あとで大変な状況だったと
聞きました

自殺は大変なことですが
現象と捉えれば
脳は大騒ぎしなかったのです

なぜなら
私が心のなかで面倒だなと
思うか思わないかは関係なく
同僚が私以外の友達のところに
遊びに行っていたとしても
自殺は起こってしまったかも
知れないのです

私は脳のなかで
自分を責めるエネルギーが増幅されて
いつまでもこの出来事に囚われて
いました

トラウマを退治できるのは
自分です

自分で増幅した負の感情で
心を満たして体を傷つけているのは
自分です

トラウマを
人につけられた傷のように
捉えているかもしれません

人につけられた傷や出来事を
脳が増幅させて
警鐘を鳴らし自分の命を守ります
同じことが起こったときに
自分を守るために働く生体恒常性です

ですから
本当に起こった出来事よりも
体についた傷(トラウマ)が
大きいのです

[商願2014-15896]
商標:靭トレ /
特許庁出願日:2014年2月16日 /

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