靭トレ 心編 癖 1
癖は変わらないでしょうか
癖は繰り返し心にも体にもつけている折り目のようなもので、普段やっていることがそのままその人を形作ります
直しなさいといわれるような悪癖もありますし、学習の習慣も同じです
毎日同じルーティンワークをしていれば脳はその癖付けをし、脳の領域を沢山使わなくて同じ行動ができるようになります
スポーツ選手が特定の運動を毎日繰り返し練習することで、意識しなくても体がその運動を覚えていて、試合中無意識にやれるということが起こります
このとき体に癖づけがされていて、頭でこうやろうと考えないでも身体が勝手に動いたという状態になります
これは自分にとって助けになりますし妨げにもなります
自分に必要な癖づけをしてしまえば何も考えなくても出来ることが増えて目標に近づきやすくなりますが、気づかずやっている癖が自分の足を引っ張ることもあります
毎日同じ時間に同じ駅に向かい毎日エレベーターを使っていると体は無意識にエレベーターに向かう軌道が癖づけされます
何も考えずに歩いていたら、エレベーターに乗っていたという感覚になります
家の鍵を掛けたかどうか思い出せないけれど掛けていたというときも、毎日同じ行動をする癖がついていて体がそのルーティンワークをやってくれていたのです
また、長年同じ家に住んでいていつもテレビを見る位置が同じだと、配置換えをしたり、引っ越してテレビを見る距離が変わったときに目がとても疲れたり、眠れなくなったりします
何も考えなくても癖づけされていた距離に自動で合わせているものの配置が変わるのですから体は誤作動を起こします
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